93歳も夢中に!「歩くサッカー体験教室」でシニア世代が輝く一日

2025年7月5日(土)、千葉県千葉市若葉区にある若葉いきいきプラザにて、NPO法人ウォーキングフットボール振興会主催の「歩くサッカー体験教室」が開催されました。千葉市在住の60歳以上の方々7名が参加し、最高齢はなんと93歳。全員がウォーキングフットボール初体験という中、笑顔と活気あふれる時間となりました。


ウォーキングフットボールで新たな挑戦!

今回の体験教室の目的は、当法人の定款にも掲げる「ウォーキングフットボールの普及」です。年齢や運動能力に関わらず、誰もが気軽に楽しめるウォーキングフットボールは、近年注目を集める新しいスポーツ。特にシニア世代の健康増進や地域コミュニティの活性化に大きく貢献できると、私たちは考えています。

参加者の皆さんは、ほとんどの方がボールを蹴ること自体が初めてという状態でしたが、基礎的なキックの練習を重ねるごとに、みるみるうちに上達していく姿に、指導者も驚かされました。「何歳になっても、人は新しいことに挑戦し、上達できるんだ」ということを、参加者の皆さんが証明してくださった瞬間でした。


脳と体を刺激する工夫されたプログラム

体験教室は、単にボールを蹴るだけではありません。ボールを使ったトレーニングに入る前には、入念なウォーミングアップを実施。さらに、脳の活性化を狙ったコグニサイズやコーディネーショントレーニングも取り入れられました。これは、参加者の皆さんが安全に、そして楽しく運動できるよう、当法人理事長の渡辺が特別に考案したプログラムです。その他3名の法人メンバーも運営を手伝い、参加者の皆さんをサポートしました。


白熱のゲーム展開と笑顔のフィナーレ

ウォーミングアップと基礎練習を終え、いよいよ5対5のゲームを実施。初めてのウォーキングフットボールでしたが、時間の経過とともに参加者の皆さんはゲームに没頭し、コート内は徐々に白熱した展開となりました。反則をしっかり取ることで、安全を確保しながらも、皆さん真剣にプレーを楽しんでいらっしゃいました。

ゲーム終了後は、クールダウンストレッチで体をケア。そして最後は、参加者全員で記念撮影を行い、最高の笑顔でこの日の体験を締めくくりました。最高齢の93歳の方も、体験終了後には「楽しかった!」と満面の笑みで語ってくださり、その言葉は私たちにとって何よりの喜びとなりました。

また、当日は、屋根があるとはいえ、30度を超える暑さだったので、こまめな休憩、塩分摂取、そして、氷も用意して、熱中症対策を十分におこないました。


ウォーキングフットボールが繋ぐ未来

今回の体験教室を通して、ウォーキングフットボールが年齢や経験に関わらず、誰もが楽しめる素晴らしいスポーツであることを改めて実感しました。参加者の皆さんが見せてくれた、新しいことに挑戦する意欲と、純粋にスポーツを楽しむ姿は、私たちNPO法人ウォーキングフットボール振興会の活動の大きな原動力となります。

今後も私たちは、ウォーキングフットボールの普及活動を通して、シニア世代の健康寿命延伸や地域コミュニティの活性化に貢献してまいります。今回の体験教室にご参加いただいた皆様、そしてご協力いただいた若葉いきいきプラザの皆様に心より感謝申し上げます。

ウォーキングフットボールにご興味のある方は、ぜひ一度体験してみてください。きっと、新たな発見と喜びが待っていますよ!

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